シンガーソングライター前花雄介オフィシャルウェブサイト

PROFILE

前花雄介

石垣市宮良出身。民俗学者の祖父・八重山民謡「とぅばらーま」チャンピオンの父と弟を持ち、八重山の歴史や自然、文化などをオリジナルで歌うシンガーソングライター。

幼少より地域の祭りや家族の影響で民謡を身近に聴いて育つ。早稲田大学在学中は音楽サークルに所属し、卒業後に音楽活動を開始。2006年に石垣島へ活動拠点を移す。オリジナル曲「ユウヤケコウタ」がサイプレスリゾートホテル久米島のCMソングに起用され久米島で台風被害復興チャリティーライブを行ったことをきっかけに、楽曲のテーマを沖縄の事象に特化する。八重山民謡のオリジナルアレンジも行い、「つぃんだら節」はNHK番組「鶴瓶の家族に乾杯」(2007)でも紹介された。

社会の縮図とも言われる小さな島の小さな事象の中には、忘れてはいけない歴史や心の支えとなる大切なこと、今も昔も変わらない社会の構図など、考えさせられる物事があふれており、それを歌にのせることでジャーナリズムや音楽の可能性を感じられるライブを行っている。

また、青少年育成アドバイザーとしての顔も持ち、これまで石垣市教育委員会の依頼で地域の小中高校での平和学習、沖縄県八重山警察署の飲酒運転撲滅運動、石垣市主催の成人式などでも演奏を行い青少年育成への支援にも力を注ぐ。その活動の様子は2008年、NHKニュースの特集(15分枠)でも取り上げられた。

特別養護老人ホームや介護老人保健施設、児童擁護施設などの社会福祉施設や、幼いアレルギー患者が集まるイベントなどへの出張ライブも行い、ライブへ足を運ぶことができない人への演奏も活発に行う。

3.11以降はメモリアルライブをはじめ、震災復興支援活動にも積極的に参加。島に伝わる明和大津波(1771年)の伝説をもとに作った楽曲「人魚の涙」(2009年制作)を、石垣市教育委員会大濱晧助成金の協力を得て、イラストレーターpokke104(ポッケいちまるよん)さんや島の子どもたちとCD絵本化。「人魚の涙プロジェクト」を立ち上げ、全国でライブ活動を行っている(CD絵本の制作費以外の売り上げは復興支援への義援金に充てるなど、継続的な支援を重視する)。

絵本の中身をスライドショーで流しながら行うライブは新たなライブの形として各種メディアにも取り上げられ、しっとりとした楽曲に涙する観客も多い。「これまで沖縄スタイルの賑やかなライブは苦手だった」と敬遠していた人もファンに取り込み、海外にも多くのファンを持つ。ギターと三線、パーカッションのどこか懐かしい音色と沖縄の新旧を融合したモダンスタイルのライブは、日々進化しながら聞く人の心を癒している。

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